午後:債券サマリー 先物は小幅反発、模様眺め基調で薄商い

 15日の債券市場では、先物中心限月6月限は小幅続伸。手掛かり材料難のなか、週末で積極的な売買も手控えられ、全般模様眺めが続いた。
 先物市場では、後場の値動きは6銭で売買代金も9800億円台にとどまった。次期日銀総裁に黒田東彦氏、副総裁に岩田規久男氏、中曽宏氏を充てる人事案が国会で承認されたが、予想通りで市場は反応薄だった。海外市場の金利動向への関心が強まっており、2%台に乗せてきた米国10年債利回りの動向が注目されている。14日の米10年債利回りは2.03%だったが、来週19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の解除に向かう「出口戦略」がどう議論されるかが焦点。その内容次第で米金利が動くことが予想されるだけに、米金融政策への注目度は高まっている。
 先物3月限は145円17銭で始まり、高値は145円27銭、安値は145円15銭、終値は前日比2銭高の145円19銭。出来高は2兆427億円と薄商いだった。10年債の利回りは前日比変わらずの0.620%、20年債は同0.010%低下の1.610%、30年債は同0.005%低下の1.765%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)