来週の株式相場見通し=新たな金融緩和期待で続伸、臨時の決定会合開催に思惑

 来週(18~22日)の東京株式市場は、今週の相場が連日で昨年来高値を更新する急ピッチの上昇となっただけに、短期的な過熱に対する警戒感は非常に強まっている。ただ、19~20日のFOMC(米連邦公開市場委員会)開催に加え、20日の黒田東彦日銀新総裁就任に伴い、週後半には新体制による臨時の金融政策決定会合が開催されるとの観測も浮上するなかで、新たなステージの金融緩和への期待感が強まっている。
 さらに、旺盛な外国人投資家からの買いが継続することも予想されることから、日経平均株価の想定レンジは、1万2400円から1万2700円と想定する。
 15日の東京株式市場は終始買い優勢の展開で、引け際に一段高となり日経平均株価は高値引け。東証1部の売買代金は2兆9486億円とSQ(特別清算指数)算出日を除くと今年最大となった。
 来週の日程面では、2月の日本製半導体製造装置BBレシオ、特定金銭信託などファンド決算集中日(19日)、春分の日で国内株式市場は休場(20日)、公示地価発表、2月の貿易統計(21日)、東京国際アニメフェア(21~24日・東京ビッグサイト)に注目したい。海外では、米2月住宅着工件数(19日)、中国3月のHSBC製造業PMI速報値、米2月の中古住宅販売(21日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)