来週の為替相場見通し=黒田日銀発足で荒い値動きも

 来週の東京外国為替市場は、黒田東彦氏を日銀総裁とする新体制のスタートで値動きの荒い展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=94円50銭~97円50銭、1ユーロ=124円80~126円50銭。全体的には円安進行の展開を予想する。来週前半は米国での19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、後半は20日就任の黒田日銀総裁の動向を巡り相場は波乱含みの展開となりそうだ。FOMCに関しては、量的緩和の終了を視野に入れた「出口戦略」の議論の行方が焦点。出口戦略に前向きな発言が出ればドル高・円安が進む可能性もある。
 日銀新体制は20日の発足だが、市場には臨時の日銀金融政策決定会合の思惑も流れている。臨時会合の有無は別としても、黒田氏の発言などで相場は大きく揺れることは予想される。97円台後半への大幅な円安が考えられる一方、急激な円高も起こりえる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)