東京株式(寄り付き)=円高に振れ、利益確定売りが先行

 週明け18日の東京株式市場は売りが先行してのスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比195円安の1万2365円と3日ぶりに急反落。前週末の米国株市場ではNYダウが11日ぶりに反落となったほか、為替市場で足もと1ドル=94円90銭近辺の推移と円高に振れ、円高修正の動きが一服していることから利益確定の動きが寄り付きに噴出した。ここ日経平均は急ピッチな上げに対して高値警戒感も根強く、過熱ムードが意識される中、前週後半の連騰で2.6%強の上昇を示し、25日移動平均線との上方カイ離も7.5%に広がるなど目先はスピード調整の動きが出やすい場面だった。ただ、20日に日銀の新体制が発足し、前倒しで臨時会合を開くとの観測もあるなど追加緩和策に一段の期待がかかるほか、TPPの交渉参加で日本の経済成長に対する新たな展開シナリオが加わることなどから、これらを手掛かりとして売り一巡後は押し目買いも入りそうだ。業種別では33業種全面安の展開で、値下がり上位はゴム製品、鉄鋼、保険、輸送用機器、石油、不動産海運など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)