外為サマリー:1ドル94円90銭台の大幅な円高、キプロス支援で欧州不安が再燃

 18日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=94円93~94銭近辺と前週末午後5時時点に比べ1円11銭の大幅な円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=122円52~56銭と同2円65銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで94円後半への円高が進行。先週末のニューヨーク市場で3月ニューヨーク連銀製造業景気指数や3月ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことから、95円20銭前後への円高が進行。さらに、先週末に開催されたユーロ圏財務相会合でキプロスに最大100億ユーロの金融支援を実施し、その条件としてキプロス国内の銀行預金者に課徴金を徴収することを決定。「キプロスがユーロを脱退するのではないか」との懸念からユーロ安が進行。リスクオフ姿勢が強まったことから、円は、対ユーロ・ドルともに上昇している。この日の早朝のオセアニア市場では1ドル=94円台前半へ上昇していたが、その後、円売りが入り95円ラインを巡る攻防となっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2908~09ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0125ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)