様子見VSポジション調整

ポジション調整優勢-円買い
※ご注意:予想期間は3月19日と表示されていますが、本日(18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 先週末は、円買いが顕著となりました。

 週末特有のポジション調整を目的とした円買いが先行する中、欧米の株式市場も冴えない動きとなったからです。また米消費者態度指数等が事前予想を下回ったことも、過熱感のあったリスク選好志向に冷水を浴びせる格好となりました。このためドル円は目先の下値メド(13日安値:95.443円・Bid)を下抜けると、ストップロスを誘発して95円レベルへと下値を拡大しました。つれて125円後半で推移していたユーロ円も、124円前半へと値を落としました。

本日オープニングは窓空けスタート
 そして週初となる本日オープニングでは、さらに窓を空ける下落が演じられています。

 キプロス支援の条件として、「銀行預金への課税」という前例のない措置をユーロ圏財務相会合が盛り込んだからです。このため“欧州債務危機がさらに深化する”との懸念が強まっており、オープニングからユーロ売りが進行したからです。こうした影響は各クロス円通貨にも波及しており、ドル円は94円半ばへ続落、そしてユーロ円は122円前半で今週の取引を始めています。

窓を埋めることができるか!?
 このためこの窓空け分を埋めることができるかどうかが、まずはポイントなってきそうです。確かにキプロス発の欧州情勢はリスク回避姿勢をもたらしていますが、一方で米景況に対する強気ムードは未だ健在といえます。つまり“心理的な節目とされる95円ラインを割った”ことに対して、“ドル買い・円売りの流れが変わった”といえるかどうかがポイントとなってきます。

様子見VSポジション調整 
 レパトリ(外貨建て資産の国内回帰)による円買い戻しも年度末を控えて懸念される中、20日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)も予定されています。このため一方向への動意は考えづらく、様子見となりやすい状況ですが、しかしながら一方でポジション調整は進行しやすい地合いともいえます。

 少し下落しすぎのような気はしないでもありませんが、予断を持たずに対処したいところです。