外為サマリー:1ドル94円50銭前後へ円高進む、キプロス懸念でリスクオフ姿勢に

 18日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=94円50~51銭近辺と前週末午後5時時点に比べ1円54銭の大幅な円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=121円84~88銭と同3円33銭の円高・ユーロ安で推移している。
 先週末のユーロ圏財務相会合でキプロス支援が決定。金融支援の条件として預金に課徴金を徴収するとの方針が打ち出された。この決定は、キプロスのユーロ離脱を促しかねず、市場には波紋が広がっている。欧州情勢は、ここ落ち着いていただけに、キプロスという小国からの不安には意外感も出ている。急激な円安が続くなか、欧州不安の高まりはリスクオフ姿勢を強めさせ、格好の円買い材料となった形だ。この日の夕方以降の欧米市場での反応が注目されており、状況次第では円高への巻き戻しが強まる可能性も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2891~92ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0142ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)