東京株式(大引け)=340円安、欧州不安・円高で急反落

 週明け18日の東京株式市場は欧州不安の再燃を背景とした円高を受けて朝方から売り優勢、後場も利益確定の売りが続き3日ぶり大幅反落。引け際一段安で前週後半の2日間の上昇分を上回る下げとなった。
 大引けの日経平均株価は前日比340円安の1万2220円と急反落で安値引け。下げ幅は今年最大。東証1部の売買高概算は31億1300万株、売買代金は2兆1679億円。値上がり銘柄数は453、値下がり銘柄数は1179、変わらずは75だった。
 きょうの東京市場は為替市場で1ドル=94円台、1ユーロ=121円台に入るなどの円高進行を受けて主力株中心に利益確定の売りがかさんだ。背景は欧州財政不安の再燃。ユーロ圏のキプロス支援を巡り、にわかに不透明感が台頭していることがリスクオフの流れを加速させ、一気に円買いの動きが強まった。円高の進行にリンクした株価指数先物への売りも裁定解消売りを誘い全体の下げ幅を増幅させた。ただ、全般の売買代金は2兆円を超えるなど高水準をキープ、内需の材料株の一角に資金が回るなど物色意欲は旺盛だった。
 個別では、ソニーが東証1部トップの売買代金も株価は大幅反落。トヨタ、マツダなど自動車株も安い。三井住友など大手銀行株も売られ、三菱地所など不動産株も安い。ソフトバンクが値を下げ、ファーストリテイリングも大きく売りに押された。半面、材料株の一角が買われ、住石HD、三井松島など石炭株が人気、セイコーHD、タカキューも上昇した。ダイエーはストップ高。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)