<今年最大の下げ幅、ここからの動きを探る>=SMBC日興証券 株式調査部部長 西廣市氏

 全般相場は過熱感が強まる中、押し目買いのタイミングがほしいところだっただけに、この急な調整自体に動じることはない。ただ、背景がユーロ圏の問題で後を引く可能性もあり、きょうの欧州株式と米国株の動向をとりあえず確認したい。キプロスはユーロ圏の中で経済規模でみれば、わずか0.5%に過ぎない小国だ。しかし、今回のハードランディングシナリオは寝耳に水で、他の債務国にも派生するのではないかという恐怖感を植えつけたのが政策サイドのミスといえる。
 もっとも、日本は20日に日銀新体制が始動し、前倒しで臨時会合を開く可能性もあり、追加緩和に意欲的な政策が約束されている。したがって、この下げがきょう1日で打ち止めとなるかどうかは別として、絶好の拾い場提供となる可能性も小さくない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)