午後:債券サマリー 先物は最高値更新、10年債利回りも0.6%割れ

 18日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅に3日続伸。キプロス支援に端を発した欧州不安の再燃懸念でリスクオフ姿勢が強まり債券市場は先物・現物ともに大幅高となった。
 先物市場は、後場も145円46銭と最高値圏に買われた。午後に円高が進み株式市場の下落幅が拡大すると債券買いが強まった。この日、金融市場を襲ったキプロス・ショックに関しては「予想外の動きであり、これが他の欧州諸国に波及するかがポイント」(市場関係者)という見方が出ている。特に、イタリア・スペインなどの債券動向が関心を集めている。東京市場でも、この日の現物債の利回りは大幅低下。10年債は0.585%まで低下した。5日にも一時的に0.585%を記録しているが、この水準が定着するかが注目されている。
 先物3月限は145円42銭で始まり、高値は145円46銭、安値は145円35銭、終値は前週末比26銭高の145円45銭。出来高は1兆7930億円と薄商いだった。10年債の利回りは同0.030%低下の0.585%、20年債は同0.035%低下の1.570%、30年債は同0.025%低下の1.740%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)