再度、調整あり…!?

窓空けスタートも、大きく値を戻す-ドル円・クロス円
※ご注意:予想期間は3月20日と表示されていますが、本日(19日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 キプロス発のリスク回避姿勢を背景に大きな窓空けスタートとなった昨日でしたが、その後は大きく値を戻しました。

 下落行き過ぎ分を調整する動きが欧州タイム序盤に入ったのに続き、「小口預金者の負担軽減案についてキプロスは模索中」と報じられたことから、リスク回避志向で積み上がった円買いポジションを調整する動きが加速したからです。こうして過度の不安感が後退したことでユーロ円は123円台へ値を戻し、そしてドル円は空けた窓を埋める95円半ばまで反発しました。
“欧州発のリスク回避”VS“米国発のリスク選好”の構図は継続
 こうした中で本日の展開ですが、“ドル円や豪ドル円は空けた窓を埋めた”ものの、キッカケである“ユーロ円の窓はまだ埋まっていない”ということがポイントとなってきそうです。このためドル円等が上値を目指す場合には、NYダウの上昇を伴う等、リスク選好へ再傾斜することが想定されるところです。一方で欧州関連はキプロスを中心としてリスク回避姿勢が根強く、ユーロ円が下方向を模索する可能性、さらにはマーケット全体の足を引っ張る可能性も否定できません。つまり“欧州発のリスク回避”VS“米国発のリスク選好”の構図は、収まったように見えるものの、実はまだ継続していると考えるのが自然ということになります。
上方向(ドル買い・円売り)への期待はあるが…
 明日は東京市場休場(春分の日)で流動性の低下が想定される中、FOMC(米連邦公開市場委員会)や黒田日銀新体制発足というイベントも控えています。どちらも上方向(ドル買い・円売り)への要因となる可能性が期待されているだけに、“さらなる反発を期待”しつつも“一方向への期待感は禁物”といえるかもしれません。特に95円半ばが重くなりつつありますので、もう一度ポジション調整が入る可能性には注意しておきたいところです。
ドル円日足チャート抵抗・支持ライン
USD/JPY
上値5:96.717(09/8/12高値、3/12高値)
上値4:96.319(ピボット2ndレジスタンス、3/15高値)
上値3:96.000(大台)
上値2:95.793(3/12~3/18の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:95.592(3/18高値)
前営業日終値:95.210
下値1:95.000(大台)
下値2:94.483(ピボット1stサポート)
下値3:94.215(20日移動平均線)
下値4:94.000(大台)
下値5:93.755(ピボット2ndサポート)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

14:48 抵抗・支持ラインを追加