各国株価買戻し強まり、円売り強まる

ユーロ買戻し強まる
昨日の海外時間には、欧州株が堅調な展開となったことからユーロが買い戻されました。それに加え、米長期金利も反転する動きとなって円売りが強まりました。

欧州時間序盤、キプロスの預金課税を巡る懸念で日経平均が大きく売られた後にも関わらず主要欧州株が堅調に取引を開始したことからユーロの買戻しが強まって、ユーロドルは1.2970台まで、ユーロ円は123.30円台まで、ドル円も95.10円台まで上昇しました。

NY時間序盤、キプロス議会議長が「キプロス議会は(日本時間20日1時に)銀行預金課税を巡る採決を延期」と述べたことからユーロ売りが強まってユーロドルは1.2910台まで、ユーロ円は122.50円台まで下落しました。しかし、寄り付きに下げたNYダウが上昇を始めるとユーロも買戻しが優勢となってユーロドルは1.2970台まで、ユーロ円は123.30円台まで再び上昇しました。

NY時間午後にかけて、ポルトガル中銀総裁が「他の国の銀行預金はキプロスの動きによって損なわれない」と述べたことなどから終盤の欧州株が上昇幅を拡大する動きとなって、ユーロドルは1.2990台まで、ユーロ円は123.90円台まで上昇しました。しかしその後米長期金利が金曜日引けの水準を回復すると全般的にドル買いが優勢となってドル円は95.60円付近まで上昇し、ユーロドルは1.2920台まで下落しました。この間ユーロ円は123.90円台まで上昇した後、122.80円台まで反落しました。

東京時間にはいって、日経平均が大きく値を戻していることから円売りが強まっています。

今日の海外時間には英・2月生産者物価指数/消費者物価指数/小売物価指数、独/ユーロ圏・3月ZEW景況感調査、米・2月住宅着工件数/建設許可件数の発表があるほか、バイトマン・独連銀総裁、クノット・オランダ中銀総裁、ラガルド・IMF専務理事の講演が予定されています。