金融機関の換金終盤

月の二十日のアノマリー
筆者が書いている「投資カレンダー」にもあるが、アノマリーにはそうなる意味がある事が多い。「彼岸底」というのが代表的な三月のアノマリー。これは金融機関が三月末の決算を迎えるために処分をしていくのであるが、売っていたら買戻し、買っていたら売却するという「処分」をするタイミング。つまり、元々、月の二十日と言われるのはその二十日ぐらいまでに月内の注文執行を終わらせて、月替わりに向かうまではその誤差の修正などに使われるため。休みなどあると意外に月替わりまでは数日しかない。そのために暗黙のルールが過去からあったと良いうのを判ってほしい。

特に三月というのは本決算のところが多く、特に影響力を持つ金融機関多くは三月決算。従って、間違いの無いように早い目に売りを出す。仮に売りが切れても買いが入るのは月替わり以降であるが、最終局面になると売りすぎるときが多い。売った値が有利になるように最後まで売りを持っておくこともしばしば。VWAPを基準になんてことが問題になったりもする。

従って、彼岸底と言うのはそういう流れからできるのであるが、8585オリコは先日の決算で膿出しを敢行。利益は減ってしまったが、さあ、来期となると通常の数字。アベノミクス期待から元々人気化した同社はこの下落がリズム通りであることから休み明けから積極的に買い向かっても良いと判断する。