午後:債券サマリー 先物は4日ぶりに反落、需要底堅く連日の最高値更新

 19日の債券市場では、先物中心限月6月限は4日ぶりに反落。キプロス懸念が後退したことを受け売り物が膨らんだが、先物は一時最高値を更新するなど買い意欲は強い。
 先物市場は、後場に145円48銭と最高値を更新した。この日実施された流動性供給入札の応札倍率は2.87倍と堅調だったことも、金利低下要因に働いた。
 キプロス懸念を受けた欧州情勢や、あす結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容次第では債券市場に影響が出てくる可能性はある。ただ、あす就任予定の黒田日銀新総裁のもとでは、大胆な金融緩和が実施されるとの見方は強く、金利低下を先取りする動きは続いている。
 先物3月限は145円36銭で始まり、高値は145円48銭、安値は145円35銭、終値は前日比5銭安の145円40銭。出来高は1兆9928億円と薄商いだった。10年債の利回りは同0.010%低下の0.595%、20年債は同0.010%低下の1.560%、30年債は同0.015%低下の1.720%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)