21日の株式相場見通し=日銀新体制期待で続伸、キプロス情勢巡り波乱も

 20日の「春分の日」に伴う休場を挟んでの21日の東京株式市場は、黒田東彦新総裁のもとでの日銀新体制スタートへの期待感もあり、日経平均株価は続伸するものと予想される。18日終値で約2週間半ぶりに割り込んだ5日移動平均線(1万2374円=19日)を翌日に回復したことも、地合いの強さを表している。
 19日の東京株式市場は、円高傾向の一服などを買い手掛かり材料に、朝方から主力株中心に買い戻しが加速した。その後高値圏で強調展開を続け、日経平均株価終値は、前日比247円高の1万2468円と急反発した。
 ただ、キプロスの議会は19日の採決で、預金への課税案を否決する可能性が高いとされている。課税案が議会を通過しない場合、同国にデフォルト(債務不履行)や、銀行の経営破たんの可能性を指摘する見方が浮上し、波乱展開も予想される。
 日程面では、20日に黒田日銀総裁就任、21日は13年の地価公示、2月の貿易統計、2月の訪日外国人数、東京中央郵便局跡地にJPタワーの商業施設「KITTE(キッテ)」が開業、東京国際アニメフェア2013(東京ビッグサイト ~24日)に注目したい。海外では、21日に、中国3月HSBC製造業PMI速報値、米2月の中古住宅販売が焦点。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)