外為サマリー:1ドル95円80銭台の円安、キプロス懸念残るも米株高が下支え

 21日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=95円88~89銭近辺と前営業日午後5時時点に比べ41銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=124円05~09銭と同47銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は朝方、対ドルで一時96円台となる円安を記録している。キプロス議会は銀行預金課税法案を否決したが、キプロスがロシアと支援交渉をしていることからユーロに買い戻しが流入。また米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明は前回をほぼ踏襲する内容だったことから、20日のNYダウは堅調に推移した。これを受け安心感が広がり、低リスク通貨の円は再度、売り直されている。この日の黒田東彦日銀新総裁の会見では、大胆な金融緩和の方針が示されるとの見方が強まったことも、円売り要因となっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2937~38ドルと前営業日午後5時時点に比べ0.0007ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)