東京株式(前引け)=日銀の緩和期待など背景に続伸 

 21日前引けの日経平均株価は前営業日比149円高の1万2618円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は18億8354万株、売買代金は1兆2957億円。値上がり銘柄数は1310、対して値下がり銘柄数は296、変わらずは98銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、欧州でのキプロス支援を巡る問題も不安心理が後退、前日の米国株市場でもNYダウが続伸するなどリスク選好ムードを映し主力株中心に買いが集まった。目先は為替市場でも円安方向に振れており、リスク許容度が拡大している外国人買いへの期待感などが全体の地合いを支えている。一方、テーマ買いの動きも健在で、短期資金の買いに中低位材料株の一角に値を飛ばすものが多くなっている。きょう夕刻に日銀の黒田新総裁が記者会見を行う予定だが、大胆な金融緩和策への言及が期待され、それを前に不動産株などに利益確定の動きが出る一方、金融セクター周辺など金利敏感株の出遅れ銘柄に資金が集まっている。
 個別ではソニーが500億円弱の断トツの売買代金を集める中、買い優勢。オリコ、アイフルなども活況裏に値を飛ばした。このほか新日本科学、岩谷産業が急騰、日本橋梁も大幅高。トヨタ、ファナックなども物色されている。半面、ケネディクスが安く、三菱地所など大手不動産も利益確定売りに押された。テアトルも安い。ダイキン、スクリーンも値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)