明治海など海運株の一角が高い、バルチック指数が16日続伸

 明治海運<9115.T>、日本郵船<9101.T>など海運株の一角がきょうも継続的な買いを集めた。安倍首相がTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加を正式に表明したことで物流活性化への思惑から海運株の人気素地が開花している。海運セクターの今13年3月期は業績は総じて低迷、郵船も今期経常損益を200億円の黒字から155億円の黒字(前期は332億3800万円の赤字)に下方修正しているが、足もとはこれを織り込み来14年3月期の業績回復をにらんだ買いが優勢となっている。また、ここ円高修正による採算改善メリットや、海沿いの物流拠点を含み資産関連の一角としてとらえる動きも買いを後押ししている。一方、海運市況も回復の兆しがみてとれる。鉄鉱石や穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数は20日現在で16日続伸、約3カ月ぶりの高値水準に到達していることも好感されている。

郵船の株価は13時3分現在266円(△1円)
明治海の株価は13時3分現在550円(△26円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)