午前:債券サマリー 先物は連日の最高値、金融緩和期待とキプロス懸念で買い優勢

 22日午前の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅続伸。20日に就任した黒田東彦日銀新総裁のもとでの金融緩和期待は強いうえに、キプロス懸念によるリスクオフ志向も加わり、先物は連日の最高値を記録している。
 債券先物は一時、145円73銭まで上昇。20日につけた145円60銭を上回り、史上最高値を塗り替えた。現物債も10年債利回りは一時0.565%に低下している。黒田東彦氏が日銀新総裁に就任し、新体制下での大胆な金融緩和期待は強く、長期国債の大量購入の観測が強まっている。また、欧州中央銀行(ECB)がキプロスに対して25日までに支援合意に達しない場合、緊急流動性支援を打ち切ると通告したことも安全資産の債券買い要因に働いている。
 午前11時の先物6月限の終値は前日比12銭高の145円69銭。出来高8908億円。10年債の利回りは同0.010%低下の0.565%、20年債は同0.025%低下の1.495%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)