午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、一時145円75銭へ連日の最高値

 22日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅続伸。日銀新体制下での金融緩和期待は強く先物は連日の最高値を更新、現物債も超長期債を中心に利回りは低下した。
 先物市場は、後場に一時145円75銭と史上最高値を記録した。日銀の金融緩和期待に、キプロス不安の高まりも加わり買い物が集まった。現物債市場も買い基調は強く、10年債利回りは0.565%と2003年6月以来、9年9カ月ぶりの水準を記録。20年債や30年債といった超長期債の利回りも急ピッチで低下している。次回の日銀金融政策決定会合で、「資産買入等基金の国債購入対象を現在の残存1~3年の長期国債から5年以上へ延長する」(市場関係者)ことは有力視されており、日銀の国債買いを先取りする動きは続いている。
 先物3月限は145円66銭で始まり、高値は145円75銭、安値は145円66銭、終値は前日比16銭高の145円73銭。出来高は1兆8903億円だった。10年債の利回りは同0.010%低下の0.565%、20年債は同0.030%低下の1.490%、30年債は同0.060%低下の1.620%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)