来週の為替相場見通し=94円~95円台の往来か

 来週の東京外国為替市場は、1ドル=94円から95円台の幅広いレンジでのもみ合いを想定する。予想レンジは1ドル=94円00銭~96円50銭、1ユーロ=120円00~124円50銭。今週は20日に黒田東彦氏が日銀新総裁に就任し、日銀の新体制がスタートした。黒田氏には大胆な金融緩和による“脱デフレ戦略”が期待されており、今後の動向が注目されている。ただ「現時点では期待先行」(市場関係者)であり、日銀金融政策決定会合での具体的な対応次第で、「相場は大きく動く」(同)とみられている。次回会合は4月3~4日だが、前倒しの臨時会合が開催される可能性もある。また、キプロス情勢では欧州中央銀行(ECB)が25日までに支援合意に達しない場合、緊急流動性支援を打ち切ると通告しており、状況が緊迫すれば円高が進む状況も想定できる。海外では26日に米2月新築住宅販売件数、国内は29日に2月鉱工業生産が発表される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)