情勢から来る売りか需給か?

間違いを探す市場
本日の大きな下げは海外情勢が複雑な状況であることから、円高に転じた流れを気にしているとの見方が多い。確かに、キプロス問題や北朝鮮の問題、イランの発言など考えたら通常は下がって当たり前。ただ、今日は前回書いたオリコの時と似たような環境であり、その環境はこの海外情勢から運用者は持ちにしたくはなく、期末控えた金融機関は動きにくい、外資系は高指数寄与度銘柄で五月の決算に備えた動きがみられるから今日のような時は動き難い。証券会社の自己部門も期末に近い週末は成績が良い流れだけに冒険はしない三月。だから、はじめから個人に期待がかかるというか、彼らのマインドが主であったと思われる。先日までの勢いのある時は、指数はともかく個別では面白いように上がり、幕間繋いできたという物。バイオなどはその典型だった。週末であり、昨日の引け際の個別のしぶとさは「売ったら上がる」という症候群から来た強気で、今日は基本的には多くの人が処分したかったと思うべきでは。

もちろん、指数については「情勢」という物が左右すると思うが、個別は確かに今までとは違う流れであり変な過信から来た前日の強気に、投げたい弱気が生まれ、市場に対して不安感が今日の後半は増したのだと思う。従って、このような市場は海外次第という形であるが、個別では来週は立ち直るケースが多い。

昭和電工(5805)は昨日発表された決算数字から朝から売り物。しかし、その数字は膿出しであり、実は来期にかける意気込みだという風に思われる。来週頭は自己も入りにくく、間違った投げが出るならば意外に良い位置で買えるかもしれない。基本は長期保有という見方であるが、19日のオリコのように無視されるならばねらい目とみる。