<私の相場観>=三木証券・投資情報部長 高橋 春樹氏

 日経平均株価は、4月にかけて1万3000円台での推移が予想される。懸念されるキプロス問題がある程度落ち着けば再び上昇軌道となりそうだ。

 4月半ば以降の14年3月期業績見通しの発表が、株価上昇を牽引することが期待される。14年3月期の東証1部上場企業の平均経常増益率は30%増程度と想定される。

 現状では、14年3月期の業績見通しの想定為替レートは、平均して1ドル=90円、1ユーロ=120円程度と見込まれる。実際の為替レートで期中に円安が進行すれば、さらなる上方修正の可能性が濃厚だ。

 今後の物色対象としては、円安関連、TPP(環太平洋経済連携協定)関連、リフレ関連などに注目したい。

 個別銘柄では、医薬品のネット販売解禁をはじめ、様々なIT関連の規制緩和でビジネスチャンス拡大が見込める楽天<4755.OS>、TPP参加による物流活発化で収益向上が見込める倉庫・運輸を主力事業とする上組<9364.T>、オリエンタルランド<4661.T>の筆頭株主で株式含み益が増加している京成電鉄<9009.T>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)