外為サマリー:1ドル94円台後半でもみ合う、「キプロス支援合意」の報道後は小動き

 25日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=94円78~79銭近辺と前週末午後5時時点に比べ20銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=123円55~59銭と同1円65銭の円安・ユーロ高で推移している。
 朝方に「キプロスは欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)のトロイカと支援で合意した」との報道が流れ、ユーロは対ドル・円でともに上昇したが、その後は新たな展開材料に欠け模様眺めが続いた。欧州中央銀行(ECB)はキプロスに対して25日までに支援合意に達しない場合、緊急流動性支援を打ち切ると通告しており、緊張感が高まっていただけに、ぎりぎりでの支援合意に対しては安心感が広がっている。ただ、欧州不安が根強いことを再認識させた格好となり、円売りの仕掛けにくさを感じさせる結果となった。この日、94円台後半でもみ合ったことで95円ラインが抵抗線となりつつある。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3035~36ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0135ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)