キプロス支援合意の影響は限定的か

キプロス支援合意の影響は限定的か
本日午前、ユーロ圏財務相会合がキプロス支援に合意した事を受けて円が全面的に下落しており、ドル/円は95円目前まで上昇した。

キプロス情勢の好転と日銀・黒田新体制への期待感などから円高方向へのリスクは一旦後退したと考えられる。

もっとも、キプロス支援については概ね市場の想定どおりの救済劇であり、もともと市場が大規模なリスク要因として捉えていなかった点から見ても一段の円売り材料とみるのは難しいのではないだろうか。

米国株や長期金利が上昇すればドル/円が95円台を回復して上値を伸ばす可能性はあるものの、海外勢にとって四半期末となる3月末を目前に控えている事もあって大幅にドル高・円安が進む事は考えにくい。