<動意株・25日>(大引け)=アイフル、青山商、ニチレイなど

 アイフル<8515.T>=商いを膨らませて急騰。4月3~4日には日銀の金融政策決定会合を控えているが、それに前倒ししての緊急会合の思惑も根強いなど、黒田日銀新総裁率いる新体制のもとでの追加緩和策への期待が高まっている。同社は人員リストラによりコストが大きく下がっているほか、貸し倒れコストの圧縮も急速に進み、過払い費用の計上も既に峠を越えている。

 青山商事<8219.OS>=後場一段。最近は百貨店株の上昇が目立っているが、同じ個人消費関連株としてその比較感も働く場面。含み資産株としての切り口はないものの、それを差し引いても同社株はPBRが0.7倍弱と軒並み1倍を上回る百貨店株に対し出遅れ感が強く、注目筋が増加している。

 ニチレイ<2871.T>=反発。政府はTPPへの交渉参加を表明したが、参加が実現した場合、農畜産物や水産物の輸入が拡大し、同社の手掛ける冷蔵倉庫需要は急拡大するとの見方が浮上。また、主力の冷凍食品の好調から、13年3月期の連結経常利益は前期比6.9%増の163億円と堅調見通しにあることも買い安心感につながている。

 古河機械金属<5715.T>=大幅反発。22日引け後に未定だった3月期末配当予想を発表。3月期末配当は年2円(前期は無配)を実施し復配するとしたことから、これを好感した買いが集まっている。子会社トウペの株式売却益の計上もあり、13年3月期最終損益は20億円の黒字(前期は16億5900万円の赤字)見通し。

 ジャックス<8584.T>=大幅反発。22日引け後に、13年3月期連結業績見通しの修正と配当予想の引き上げを発表。営業収益は前回予想の1032億円から1028億円(前期比4.3%減)に減額したが、経常利益は111億円から121億円(同8.8%減)に、最終利益は70億円から75億円(同9.9%増)に増額した。未収債権の抑制による貸倒関連費用の減少が利益増額に寄与する。また、3月期末配当は前回予想の5円から1円増の6円を実施し、年10円から年11円(前期は年10円)に引き上げた。

 石井表記<6336.T>=ストップ高。前週末22日引け後に発表した本決算で、13年1月期連結決算は売上高77億9100万円(前の期比38.0%減)、経常損益1億500万円の赤字(前の期29億1400万円の赤字)と赤字に終わったものの、14年1月期は売上高103億8000万円(前期比33.2%増)、経常利益8億9200万円と黒字転換する見込みを好感。スマートフォンやタブレットなど有望市場への営業強化やコスト削減などを行い、収益性の改善を図る。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)