午後:債券サマリー 先物は3日ぶりに反落、超長期債の利回り低下は顕著

 25日の債券市場では、先物中心限月6月限は3日ぶりに反落。キプロス懸念が後退したことを受け、この日は円安・株高となり先物市場は売り先行となった。ただ、現物債への買いは強く、特に超長期債の利回り低下が目立った。
 先物市場は、後場に一時145円74銭まで上昇したが、引けにかけ売り物が出た。朝方に「キプロス支援に合意」との報道が流れるとリスクオフ姿勢が薄れ先物を中心に軟調となった。ただ、現物債では10年債のほか、20年債、30年債といった超長期債の利回りが低下した。20年債は一時、1.425%と2003年7月以来の水準、30年債は同1.550%と2010年8月以来の水準に低下した。日銀の追加金融緩和期待に加え、年度末の機関投資家の資金調整配分に伴う債券買いの需要が強まっているようだ。
 先物3月限は145円72銭で始まり、高値は145円74銭、安値は145円65銭、終値は前週末比6銭安の145円67銭。出来高は1兆7089億円だった。10年債の利回りは同0.005%低下の0.555%、20年債は同0.045%低下の1.440%、30年債は同0.075%低下の1.550%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)