武田が昨年来高値、課税処分取り消し好感

 武田薬品工業<4502.T>が続伸、3日ぶりに昨年来高値を更新した。前日に米国合弁会社との移転価格課税について大阪国税不服審判所に審査請求していた件で主張が認められ、法人税、地方税と還付加算金を合わせた152億円が還付される見込みになったと発表。また、きょうは期末配当の権利取り最終売買日で配当狙いの買いも下値を支えている。
 移転価格課税は米国アボット社との合弁会社TAPファーマシューティカル・プロダクツとの消化性潰瘍治療剤「プレバシド」の取引による利益が過少に配分されているとして、大阪国税局から所得更正と追徴税処分を受けていた件で、異議決定の結果、更正された所得金額1223億円のうち977億円が取り消され、納付済みの追徴税額と還付加算金を合わせた572億円が還付されることになった。

武田薬品の株価は10時8分現在5290円(△40円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)