午前:債券サマリー 先物は大幅高、一時145円95銭と最高値更新

 26日午前の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅高。先物・現物市場ともに買い物を集め、金利低下は続いた。
 債券先物は一時、前日比28銭高の145円95銭に買われ史上最高値を更新した。また、10年債利回りはし0.530%と2003年6月以来、9年9カ月ぶりの水準を記録した。20年債や30年債の利回りも低下を続けている。日銀の追加金融緩和観測に加え、年度末を迎えた機関投資家の資産配分調整に伴う債券買いが続いているとの見方が出ている。日銀の黒田東彦総裁が、この日の衆院財務金融委員会で「イールドカーブ(利回り曲線)全体が下がるように資産を多様化していく」と述べ、積極的な金融緩和を進めることを示唆したことも金利低下の追い風となった。
 午前11時の先物6月限の終値は前日比20銭高の145円87銭。出来高1兆7654億円。10年債の利回りは同0.025%低下の0.530%、20年債は同0.020%低下の1.420%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)