<話題の焦点>=投信設定金額、株高背景に人気復活

 株式投信の設定金額が急拡大している。投資信託協会の調べによると、2月の株式投信の設定金額は前年同月比で7割増の3兆5700億円。これは2007年6月の4兆9245億円、1989年12月の3兆7947億円に次ぐ金額で、同協会が数字を発表している1989年以降では、過去3番目となる。1月の3兆2407億円も過去7番目の水準だ。

 株式投資の市場への資金流出入では、昨年11月から今年1月は3カ月連続で資金流出している。株高に伴う基準価格の上昇で、塩漬けにしていた投信の解約が増えている。ただ、2月は6596億円の資金流入を記録しており、今後、投信は買いセクターとして存在感を高めそうだ。

 こうしたなか、今後、投信ビジネス関連銘柄が脚光を集めそうだ。投信分析のモーニングスター<4765.OS>やアイフィスジャパン<7833.T>、運用のスパークス・グループ<8739.OS>、目論見書印刷などの宝印刷<7921.T>やプロネクサス<7893.T>、それに投信販売で実績のあるいちよし証券<8624.T>などの証券株などに注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)