東京株式(寄り付き)=米国株の最高値更新を受け買い優勢

 27日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比4円高の1万2476円と小反発。きょうは3月期末の配当権利落ちによる日経平均の下押し分が89円程度あるが、これを吸収して全般は上値指向を明示している。前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場では住宅関連指標の好調などから景気回復期待が膨らみNYダウが111ドル高と上昇、2週間ぶりに最高値を更新した。これを受けて東京市場でもリスク選好ムードが再び高まった。来週予定される日銀の金融政策決定会合では金融緩和のために買い入れる国債の残存年限の拡大などが予想され、追加金融緩和政策への期待感を背景に為替市場で円安方向に振れていることも主力株中心に買い安心感をもたらせている。ただ、前日時点で東証1部の騰落レシオは133%台と依然として過熱感が残り、買い一巡後は伸び悩む可能性もありそうだ。業種別には33業種中、15業種程度が高く、値上がり上位は不動産、ゴム製品、倉庫、その他金融、証券、鉱業、輸送用機器など。半面、空運、水産、その他製品、保険、紙パルプなどが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)