午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、日銀の金融緩和への期待続く

 27日午前の債券市場では、先物中心限月6月限は小幅続伸。日銀の追加金融緩和への期待は強く、先物・現物債とも堅調に推移した。
 債券先物は一時、前日比3銭安の145円76銭に下落する場面があったが、下値では買いが入り、前場引けにかけ再度、145円80銭台に値を戻した。現物債市場では10年債利回りが0.525%へ低下したほか、20年債利回りも1.450%へ低下した。この日、日本経済新聞が「日銀はデフレ脱却へ国債買い入れを拡大するため新たな購入目標を設ける」と報道し、投資家は国債買いへの姿勢を強めた。連日の金利低下への警戒感はあるものの、「株式市場が堅調なうちは債券相場も大崩れはしない」(市場関係者)という見方が出ていることも、債券の強気相場を支えているようだ。
 午前11時の先物6月限の終値は前日比4銭高の145円83銭。出来高1兆586億円。10年債の利回りは同0.015%低下の0.525%、20年債は同0.010%低下の1.450%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)