東京株式(前引け)=金融緩和期待と円安追い風に反発 

 27日前引けの日経平均株価は前日比5円高の1万2476円と反発。前場の東証1部の売買高概算は12億6985万株、売買代金は9305億円と1兆円を下回った。値上がり銘柄数は717、対して値下がり銘柄数は875、変わらずは94銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場で1月のケースシラー住宅指数の好調から景気回復期待が強まりNYダウが2週間ぶりに最高値を更新、これを受けて東京市場でも主力株中心に幅広く買いが先行した。3月期末の配当権利落ちによる日経平均の下押し分89円程度を寄り付きで吸収して高く始まったが、その後は騰落レシオなどテクニカル面からの過熱感が尾を引いて、いったんは伸び悩みマイナス圏に沈んだ。しかし、前場後半に再び買いが優勢となった。4月3~4日の日銀の金融政策決定会合を控え、金融緩和期待を底流とした為替市場での円安が主力株の買いに反映され、株価を下支えした。
 個別では、ケネディクスが急騰、ソフトバンクも買い人気。ソニーがしっかりで三菱地所、東建物など不動産株が高い。半面、ダイエー、スクエニHDが急落、古河機も売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)