外為サマリー:1ドル94円70銭台の円安、追加金融緩和期待巡り強弱感も

 27日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=94円72~73銭近辺と前日午後5時時点に比べ49銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=121円70~74銭と同55銭の円安・ユーロ高で推移している。
 この日は、日本経済新聞が「日銀がデフレ脱却へ国債買い入れを拡大するため新たな購入目標を設ける」と報じ、4月3~4日に予定されている日銀金融政策決定会合へ関心は集まった。同会合では、「資産買入等基金と通常の資金供給のための国債買い入れ枠の統合」や日銀の国債保有上限を日銀券の発行残高に抑えるという「日銀券ルール」の撤廃などによる金融緩和が見込まれている。黒田総裁の初の日銀会合に対しては「やるべきことをきちんと実行するという姿勢」(市場関係者)が示されるとみられている。ただ、「日銀会合の結果次第では材料出尽くし感からの円買い・ドル売りも」(FX業者)と指摘する見方もあり、強弱感も出るなか95円に接近する場面では円買い戻しも出ていた。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2846~47ドルと前日午後5時時点に比べ0.0011ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)