東京株式(大引け)=22円高、配当権利落ち分を即日埋める

 27日の東京株式市場は前日の米国株市場でNYダウが最高値に買われたことを受けて幅広く買いが優勢。寄り後は一時伸び悩んだものの引けにかけて締まった。
 大引けの日経平均株価は前日比22円高の1万2493円と反発。東証1部の売買高概算は24億8390万株、売買代金は1兆8977億円。値上がり銘柄数は842、値下がり銘柄数は776、変わらずは70だった。
 きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が総じて高く、リスクオンの流れを引き継いだ。特に米国株市場では住宅関連指標の好調を受けた景気回復期待を背景にNYダウが2週間ぶりに最高値を更新したことから、リスク許容度の拡大した海外資金の買いを呼び込んだ。きょうは3月期末の配当権利落ちによる日経平均の下押し分89円程度あるが、これを吸収して全般は上値指向を明示、一時1万2500円台に乗せる場面もあった。日銀の黒田総裁は前日の国会で2%のインフレターゲットの達成に意欲をみせたが、来週予定される日銀の金融政策決定会合での積極的な追加金融緩和政策への期待感は強く、不動産関連株への買いに反映された。
 個別では、ソフトバンクは大商いで急伸、ケネディクスも大幅高。アイフルも活況裏に買われた。NECモバイリングは連日のストップ高、島津製、Eギャランティも値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。三井不、東建物なども物色人気を集めている。一方、NTTドコモ、ディーエヌエーが安く、ファストリテも軟調。ダイエー、スクエニHDは大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)