<動意株・27日>(大引け)=新日科学、日電子、日本精機など

 新日本科学<2395.T>=4日ぶり急反発。同社株は、3月21日に長崎大学と「脳保護作用を有する新規活性ペプチドの脳梗塞治療薬としての開発」に関する共同研究契約を締結したとの発表を受けストップ高したが、その時に開けたマドを3日間できれいに埋めて定石どおりの切り返し。3月初旬に信用増し担保措置がとられたにもかかわらず、発表翌日に急騰したのは記憶に新しい。

 日本電子<6951.T>=続伸。主力の電子顕微鏡の需要堅調や、構造改革効果に円安が加わり、同社の連結経常損益は12年3月期の24億800万円の赤字から、13年3月期は20億円の黒字、来期も大幅続伸の可能性が浮上している。収益の改善に期待した向きの買いが入っているようだ。

 日本精機<7287.T>=後場急騰。午後2時に13年3月期の連結業績見通しを従来予想の売上高1800億円、経常利益110億円から、売上高1850億円(前期比5.1%増)、経常利益150億円(同0.9%増)に上方修正したことを好感。経常利益は26.0%の減益予想から一転、増益に転じる見通しだ。

 ケネディクス<4321.T>=続急伸。来週予定される日銀の金融政策決定会合では買い入れる国債の残存年限の拡大などが予想され、追加緩和への期待感が強まっている。そうした中、26日時点で東証REIT指数が4日続伸し約5年2カ月ぶりの高値をつけており、不動産ファンドを運営し、受託資産残高1兆円と業界首位にある同社にとって追い風環境が強く意識されている。

 東京都競馬<9672.T>=反発。同社は大井競馬場や東京サマーランド、倉庫用地など、首都圏に保有する土地が多く、日銀による大胆な金融緩和期待を追い風に、不動産市況の上昇による土地持ち企業の含み資産拡大関連の代表格として再び物色されている。

 図書印刷<7913.T>=一時ストップ高。持ち前の急騰習性を発揮して低位材料株物色の波に乗っている。業績は横ばい圏ながら、PBRが0.5倍弱と会社解散価値の半値にあり、直近の信用倍率が0.97倍と取組妙味も指摘される。また、電子書籍への展開に注力するほか、市場では土地含み資産株としての側面も評価されているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)