午後:債券サマリー 先物は続伸、金融緩和期待で金利低下続く

 27日の債券市場では、先物中心限月6月限は続伸。日銀金融政策決定会合に向けた追加金融緩和観測が強まり、国債利回りは一段と低下した。
 先物は午後に入り145円91銭まで上昇した。現物債も10年債利回りは0.515%と前日の水準を下回り、2003年6月以来、9年9カ月ぶりの水準に低下した。この日の日本経済新聞は「日銀は国債買い入れを拡大するため新たな購入目標を設ける」と報道。日銀の国債保有上限を日銀券の発行残高以内に抑える「日銀券ルール」の見直しなどに触れた。市場からは「金利低下への警戒感はあるが、市場の買いが続くなかではついていかざるを得ない」(関係者)という声が出ている。
 先物6月限は145円81銭で始まり、高値は145円91銭、安値は145円76銭、終値は前日比9銭高の145円88銭。出来高は1兆8281億円だった。10年債の利回りは同0.025%低下の0.515%、20年債は同0.025%低下の1.435%、30年債は同0.010%低下の1.580%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)