外為サマリー:1ドル94円20銭台の円高、イタリア情勢不安でユーロ安進む

 28日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=94円22~23銭近辺と前日午後5時時点に比べ49銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=120円44~48銭と同1円01銭の円高・ユーロ安で推移している。
 欧州不安を背景にユーロ安が進み、ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2781~82ドルと同0.0042ドルのユーロ高・ドル安を記録。ユーロは1.27ドル台と約4カ月ぶりの水準に下落した。イタリアの連立政権樹立に向けた協議が難航しているとの見方やキプロス情勢にも不透明感があることからユーロには売り物が先行。イタリア国債の格下げの噂や来月4日に予定されている欧州中央銀行(ECB)理事会での利下げ観測も出ている。このユーロ安を受け、円は対ユーロで120円台へ上昇している。日銀金融政策決定会合での追加金融緩和期待は強いが、ユーロ安に伴うリスクオフから円買い姿勢が強まっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)