午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、欧州不安で債券買い強まる

 28日午前の債券市場では、先物中心限月6月限は小幅続伸。欧州情勢に対する不透明感などもあり、安全資産の債券には買い物が集まった。
 債券先物は朝方に一時、前日比10銭高の145円98銭と史上最高値を更新。その後も底堅く推移し145円90銭前後の高水準を維持した。現物債も10年債利回りは0.510%と連日の低下。20年債利回りも1.415%に低下した。イタリアでは連立政権の樹立が難航しているとの見方が出ているほか、イタリア国債格下げの噂も出ている。日銀による追加金融緩和期待に加え、欧州情勢の先行きに不透明感が出ていることが、債券利回りの連日の低下につながっている。
 午前11時の先物6月限の終値は前日比3銭高の145円91銭。出来高6039億円。10年債の利回りは同0.005%低下の0.510%、20年債は同0.020%低下の1.415%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)