東京株式(前引け)=欧州不安など背景に次第安の展開 

 28日前引けの日経平均株かは前日比195円安の1万2298円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は16億6107万株、売買代金は1兆1284億円。値上がり銘柄数は361、対して値下がり銘柄数は1261、変わらずは83銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の欧米株の軟調を引き継いで売り先行、寄り付きの日経平均株価は小反落で始まったのち、マイナス圏で下値を探る展開となった。寄り後は、いったん下げ渋る動きをみせたが、徐々に売りがかさむ展開となった。欧州では3月のユーロ圏の景況感指数など景気指標の悪化に加えて、イタリアの連立政権樹立に向けた協議難航が伝わるなど不透明感が台頭し、押し目買いの動きも限定的だった。また、軟調地合いを受けて、先物に仕掛け的な売りが出され裁定解消売りを誘発、全般は次第安で下げ幅を広げる展開となっている。
 個別ではソニーが軟調、キヤノンも売られ、トヨタ、ホンダなどの自動車株も軟調。三菱商も安い。ケネディクスも売りに押されている。一方、ダイエーが急騰、ソフトバンク、KDDIがしっかり、WOWOWも高い。アジア投資も買いを集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)