<検証話題株・ガンホー> ソフトバンクのTOBでどう動く!?(2)

 「パズドラ」の人気とそれに伴う業績拡大期待から株価は上昇。特に会社側が600万DL突破を発表した1月中旬あたりから上昇を加速させ、今年に入ってからだけでも3月8日の昨年来高値まで5倍以上に跳ね上がった。その後も3月末株主に対する1対10株の株式分割を実施することもあって高値圏での推移が続いた。

 とはいえ、急激な上昇から株価には過熱感も出てきている。投資家の関心はこの上昇がどこまで続くのかだが、05年3月にIPOした後も株価が急騰し700万円(株式分割考慮後)を超えたことを考えると、業績の裏付けがあるだけに上値余地はまだ大きい。DL数の増加とともに上値を試す展開が続きそうだ。

 25日にソフトバンク<9984.T>がソフトバンクモバイルを通じたTOBの実施による連結子会社化を発表し、今後は連携を深めて、海外でコンテンツ配信事業を伸ばす方針。ただ、ガンホーにとってどれだけのプラス効果があるかは未知数ともいえる。現在、「パズドラ」が利益の約9割を稼いでいるだけに、「パズドラ」人気の継続が気になるが、2月13日にスマホ向けアクションパズルRPG「ケリ姫スイーツ」が200万DLを突破するなど「パズドラ」以外の製品も育ちつつある点にも注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)