海運株の下げきつい、世界景気の不透明感が波及

 明治海運<9115.T>が4日続落で500円台を割り込んだほか、日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>など海運株に売りがかさんでいる。前引け時点で、海運株セクターは4%超の値下がりで業種別でも突出して安い。欧州では3月のユーロ圏景況感指数が悪化しているほか、中国では不動産規制の影響から非鉄市況などが軟調展開にある。これまでの米国経済を牽引役とした世界景気の回復期待にやや停滞感が台頭していることで、世界の物流需要減速への思惑から海運株が売りのターゲットとなっている。鉄鉱石や石炭、穀物などを輸送するばら積み船市況の総合的値動きを示すバルチック海運指数も27日時点で続落と調整の兆しを見せ始めている。

明治海運の株価は12時35分現在487円(▼27円)
郵船の株価は12時35分現在241円(▼8円)
商船三井の株価は12時35分現在309円(▼13円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)