イタリア懸念強まってリスク回避の動き

米長期金利約3週間ぶりの低水準に
昨日の海外時間には、イタリアの政局に対する懸念が強まったことなどから各国株式市場が軟調に推移し、リスク回避の動きが強まって米朝金金利は低下、ユーロなどが売られ、ドルと円が買われました。

欧州時間、序盤からイタリアが格下げされるのではとの懸念が強まってユーロは軟調な取引となりました。イタリア政局を巡って、第一党である民主党のベルサニ党首は大連立を否定し、五つ星運動のクリニ氏はベルサニ氏を信任しないと報じられ、政権樹立の見通しが立たない中、預金に対する課税がイタリアでも行われるのではとの噂も広がりました。さらにこの日行われたイタリア国債入札が不調に終わったこともユーロ売りを後押しし、欧州株価が下落する中ユーロドルは1.2760台まで、ユーロ円は120.00円台まで下落しました。この間全般的にリスク回避の動きが強まる中、米長期金利が低下したこともあってドル円も94.10円付近まで下落しました。

NY時間にはいって、NYダウが寄り付きから大きく下落したことからユーロドルは1.2750付近まで、ユーロ円は119.90円台まで、ドル円も94.00円台まで下落幅を拡大しました。
NY時間午後にかけて、NYダウが反発する中ユーロもやや買い戻され、ユーロドルは1.2790付近まで、ユーロ円は120.80円付近まで、ドル円も94.5円台まで買い戻されました。

東京時間にはいって、海外市場の流れを引き継で日経平均が売られる展開となったことからリスク回避の動きとなって円買いが強まって、ドル円は94.00円付近まで下落しました。

今日の海外時間には独・2月小売売上高指数、英・3月ネーションワイド住宅価格、独・3月雇用統計、米・第4四半期GDP、米・第4四半期個人消費、米・第4四半期コアPCE、米・新規失業保険申請件数、米・3月シカゴ購買部協会景気指数の発表が予定されています。