欧州発のリスク回避ムードで上値が重い

欧州発のリスク回避ムードで上値が重い
本日の東京市場のドル/円は、昨日の海外市場でのリスク回避的な流れが継続して一時94円を割り込むなど軟調に推移した。

リスク回避の源流は、キプロス・イタリアといったユーロ圏の問題であり、本日も欧州市場の動向が注目される。

預金封鎖が行われていたキプロスでは、本日から銀行業務が再開するが、預金の引き出しは一日300ユーロまでに制限されており、窓口に預金者が殺到するなどの混乱が予想される。

イタリアでも連立政権の樹立に向けた政党間の交渉が暗礁に乗り上げており、再選挙実施の可能性が意識されつつある。

こうした中では市場のムードがリスク・オンに急転する可能性は低く、ドル/円の上値は重くなりそうだ。

あとは来週の日銀金融政策決定会合での緩和期待と、米国景気の回復期待でどこまで相場を支えられるかだろう。

その意味では、米新規失業保険申請件数(21:30)や米3月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)の結果も注目される。