午後:債券サマリー 先物は小幅反落、現物債は堅調で利回り低下続く

 28日の債券市場では、先物中心限月6月限は小幅反落。欧州不安の再燃もあり、午前中は堅調な値動きを続けていたが、午後に入り利食い売りから下げに転じた。
 先物は午前に145円98銭まで上昇し、最高値を更新したが、その後、午後には一時145円84銭まで下落した。146円乗せを目前にして売り物が入った格好だ。ただ、現物債は依然、堅調。10年債利回りは6日連続低下し0.510%と2003年6月以来、9年9カ月ぶりの水準を記録した。機関投資家の旺盛な債券買いは続いているほか、日銀金融政策決定会合を前に一段の金利低下を先取る動きが続いている。03年6月11日につけた過去最低金利である0.43%を徐々に意識する展開となりつつある。
 先物6月限は145円96銭で始まり、高値は145円98銭、安値は145円84銭、終値は前日比2銭安の145円86銭。出来高は1兆6970億円と薄商いだった。10年債の利回りは同0.005%低下の0.510%、20年債は同0.030%低下の1.405%、30年債は同0.020%低下の1.560%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)