あす(29日)の為替相場見通し=欧州情勢を注視する展開に

 あすの東京外国為替市場は、キプロス・イタリアなど欧州情勢を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=93円50銭~94円70銭、1ユーロ=119円00~121円50銭。この日は、欧州情勢の不透明感が強まったことからユーロ安が進み、低リスク通貨である円は買われる展開となった。一時、93円94銭への円高が進んだが、その後は94円台へと値を戻した。ユーロは対ドルで一時1.275ドル台と12年11月以来、4カ月ぶりの安値へ下落。対円でも120円台前半へ売られた。焦点は、イタリアに動揺がおよぶかどうかであり、イタリア国債利回りの状況などが注目されている。
 この日の欧米の経済指標では米3月シカゴ購買部協会景気指数や米新規失業保険申請件数などが注目される。あすは、欧州などの海外市場はグッド・フライデーで休場となり、値動きは乏しくなる可能性もある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)