東京株式(寄り付き)=米国株最高値を受けて反発

 29日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比69円高の1万2405円と反発。前日の米国株市場では新規失業者保険件数など景気指標が市場予想より悪かったものの、約2週間ぶりに再開したキプロスの銀行営業で大きな混乱がなく欧州金融不安に対する懸念が後退、これを背景に幅広い銘柄に買いが先行した。NYダウが2日ぶりに最高値に買い進まれたほか、S&P500指数も約5年5カ月ぶりに最高値を更新しており、東京市場でもこれを引き継いで主力株中心に買いが優勢だ。ただ、為替市場では1ドル=94円台前半、1ユーロ=120円台後半と高止まりしていることから、買い一巡後は上値が重くなる可能性も指摘されている。業種別には33業種中、24業種が高く、値上がり上位は石油、ゴム製品、非鉄、不動産、情報通信など。半面、海運、水産、紙パルプなどが軟調気味。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)