大日住薬が大幅反発、日本網膜研究所とiPS細胞技術の実用化に向けた連携を発表

 大日本住友製薬<4506.T>が4日ぶり大幅反発し昨年来高値を更新した。28日の取引終了後に、理化学研究所認定ベンチャーの日本網膜研究所(福岡市東区)による15億円の第三者割当増資を引き受けるとともに、同研究所との間で網膜疾患を適応症としたiPS細胞技術の実用化に関する連携に向けて協議を行うと発表したことを好感。日本網膜研究所は、独立行政法人理化学研究所が発明した日本発の技術にかかわる特許の実施許諾に基づいて、iPS細胞から分化誘導した網膜色素上皮細胞移植による、加齢黄斑変性の新たな治療法を開発することを目標としている。大日住薬では、今回の合意で、将来の細胞医薬・再生医療領域での事業基盤の構築に寄与することを期待しているとしている。
 また、この日の朝方には米エジソン・ファーマシューティカルズ(カリフォルニア州)が創製し、ミトコンドリア病治療剤として開発中の「EPI-743」と「EPI-589」について、日本をテリトリーとした研究・開発・販売権のライセンス契約を締結したと発表しており、これもプラス評価されている。

大日住薬の株価は9時31分現在1748円(△86円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)