新年度入りから大きく動意付くか?

ビックイベント相次ぐ
4月に入ると年度末に向けた本邦投資家によるリパトリ要因(ドル円の上値抑制要因)が消える。過去の季節性分析によれば4月の最初の5営業日は、ドル円の強い上昇傾向が確認できる。

 4月1週目には、日銀・日銀金融政策決定会合・ECB理事会・雇用統計などビックイベントが相次ぐ。

 黒田・日銀総裁の初金融政策決定会合。市場予想の調査は現時点ではまだ出揃っていないが(決定会合の1-2日前に発表)、購入対象国債の年限の10年物への延長および2013年末までの16兆円国債購入額増の他、オープンエンド型国債購入の前倒しと輪番オペとの統合などが予想されている。ある程度の追加緩和期待は既に織込まれている可能性もあり、ポジティブサプライズだけでなく、日銀金融政策決定会合による失望リスクも念頭に置く必要があろう。

 ECB理事会では、キプロス問題やイタリア再選挙懸念などもあり、追加緩和策を読む動きもある。

 雇用統計に対する事前予想は、足もとでは非農業部門雇用者数が19万人増前後、失業率は7.7%前後だが、事前予想との乖離がポイント。FedのQE3目標が失業率であることから、失業率の乖離があった場合の方が影響が強くなるか?

 いずれにしろ、週末・月末・期末・欧米の連休入りで動意薄となった3月末とは、新年度入りで一変する可能性もあり注意したい。