東京株式(寄り付き)=日銀の会合前に買い手控えムードで小反落

 週明け1日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売りが優勢、寄り付きの日経平均株価は前週末比26円安の1万2371円と小反落。3~4日に日銀の金融政策決定会合を控えているほか、休場明けの欧米市場の動向を見極めたいとの思惑から全般手控えムードが出ている。日銀の会合では金融緩和期待が強いが、長期国債の買い入れ拡大などの政策については事前に織り込んできた部分もあり、追加緩和実施もサプライズがなければ為替市場や株式市場の反応は限定的にとどまる可能性がある。ただ一方で、キプロスの金融支援問題に端を発したユーロ圏の信用不安も足もとは一服しており、個人投資家などを加えた買い意欲は維持されており、上昇トレンド自体に変化はみられない。寄り前に発表された日銀短観では、大企業・製造業のDIがマイナス8と、昨年12月の前回調査に比べて4ポイント改善したことも株価の下支え材料となりそうだ。業種別には33業種中、高いのは7業種程度、石油、保険、輸送用機器、紙パルプなどがしっかり。半面、海運、陸運、証券、倉庫、空運、繊維などが軟調となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)